香港では、2月26日からワクチンの接種が始まっているが、そもそもPCR検査はどこで受けられるのだろうか?実は気軽に受けられる仕組みが整っている。
PCR検査を受けられる場所
これは主に簡易診療所(Community Testing Centre)と外来クリニックの2種類に分けられる。どう違うかと言うと、症状の有無で検査場所が変わる。症状がないが会社からの命令や念のために確認したいという人は、簡易診療所へ。症状ありの人は、事前に予約をして外来クリニックへとなる。濃厚接触もしくは、感染者が出た同じ施設を通過した人など、危険性が高い人も外来クリニックとなる。
簡易診療所(Community Testing Centre)
簡易診療所は(Community Testing Centre)、香港島に4箇所、九龍に6箇所、新世界に11箇所ある。これらすべての場所において、オンラインで空き状況を確認できたり、事前予約も可能。
予約は、こちらから可能。




私が行ったのは、セントラルにあるEdinburgh Place(中環愛丁堡廣場)。IFCモールを背に、大観覧車とビクトリアハーバーを左手に、金鐘駅に向かって少し歩くと広い広場にあった。

この日は待ち時間ゼロ。

受付でHKID、PCR検査の結果を受け取るためのSMSを登録するために電話番号を伝え、予約完了。

お土産のマスク3枚と、鼻と口を綿棒でグリグリした後に入れる用のケースを受け取る。

トラックの荷台部分に2つブースが設置されていて、その中に検査を担当してくれる方が待っている。その方に、受付で受け取ったケースを渡して検査開始。1分もあれば完了する。あとは、SMSで48時間以内に結果が届くのを待つのみ。費用も無料。

この簡易検査場の背には、香港のシンボルでもあるIFCがある。

外来クリニック
症状がある場合は、47つの政府指定の外来クリニックに行く必要がある。費用は、クリニックによって異なり、無料ではないので注意が必要だ。
日本入国時の検査証明書について
現在は、以前に香港からの帰国の入国検疫時に不要だったPCR検査を必須とし、更には、全ての年齢において72時間前の検査証明書の提出が必要になっている。これによって、日本政府が指定した書式で提出することが求められており、それらに対応している医療機関は以下の通りである。上記の簡易診療所でも陰性結果が入国時に認められるかは不透明かつ日々変わるため、厚生労働省に問い合わせることをおすすめする。
日本政府が指定する様式で検査証明書を発行している医療機関リスト
【厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(検疫の強化)】
海外から:+81-3-3595-2176(受付時間:09:00-21:00(日本時間))
未希 諒
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