『シャングリ・ラ東京』は、東京駅に隣接していて、アクセス抜群。それなのにホテル内に入れば、そこは『世界一のラグジュアリーホテル』と称されただけあって、都会の喧騒から遠く離れたような静けさに包まれる。都内でも最大級の広さを誇るゲストルームの窓からは、皇居、スカイツリー、天気の良い日には富士山を望むことができる。立地を活かし、ホテルコンシェルジュが東京駅までお迎えに上がるサービスなど、至れり尽くせりな都心ステイケーションをお考えの方はぜひ検討を。

今回は、そのシャングリ・ラ東京の信じられないほどお得なプラン「オンライン限定ステイケーションオファー(通称:36時間ステイ)」を使って泊まったので、その詳細をお届けする。

宿の紹介

エントランス

東京駅の日本橋口から外へ出るとそのすぐ右手にシャングリ・ラ東京はある。

Shangri-La Tokyo

ホテルは、丸の内トラストシティの上層階に入っていて、1階の入り口からエレベーター28階まで行く。

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入り口。

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28階のロビーへ。

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エレベーターに乗って上を見上げれば、大きなシャンデリア。

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ロビー

28階で降りると、正面には寛ぐスペースが。そこまで広くはない。

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ホテルのフロントはこの左手へ進む。

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お部屋

シャングリ・ラ 東京のゲストルームは全200室、3つのカテゴリー(スタンダード、ホライゾンクラブ、スイート)に分かれている。すべてが高層階にあるため、どのゲストルームからも圧巻の景色が。

    スタンダード

    今回宿泊した『デラックスルーム』は、東京スカイツリー側。昼も夜も違った顔を見せて圧巻の景色だった。部屋に入ると、右手にクローゼット、奥にベッドが見える。

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    クローゼットには、セーフティボックス

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    ランドリーサービス、

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    浴衣、

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    バスローブ、アイロン台、傘、ハンガー、

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    アイロン、

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    革靴の磨きセット

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    ヨガマット、靴のブラシ、靴箆が。

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    廊下を進んで部屋を見ると、広い!

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    ベッド周りも充実。

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    ベッドに居てすぐ水を飲みたくなるからということでここに水を配置。部屋のありとあらゆる場所にお水が置いてあった。

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    コンシェルジュまでボタン一つの電話。必ず3回以内に応答してくれ、名前で呼んでくれる。些細なことだが、特別感を味わえる工夫がされている。

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    窓のカーテンはここで操作。確かに、ベッドに横になりながら操作できたら便利だ。

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    USBケーブルの充電ポートもここに。ベッドの左右にある。

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    照明のスイッチもすべてここで完結。

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    引き出しには、雑誌が。

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    それから『失われた地平線』という本が。

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    ベッド側から部屋を改めて見るとその広さが分かる。

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    ベッドの上には栞が。確かこの栞は毎日違うものが置いてある。

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    ルームウェアもあった。浴衣との使い分け方がわからないが、人によってニーズが違うということなのだろうか。

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    テレビもかなり大型。ミラーリング機能も搭載。

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    スピーカーはSONYの横長タイプ。かなり音質が良かった!

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    差し入れで、かりんとうが。

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    窓からは東京スカイツリーがしっかりと見える。写真だとどうしても遠く感じてしまうが、肉眼ではもっとはっきりと見える。

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    部屋の中にはハンガー、小物入れ、パンツやマフラーなどをかけるちょっと家具が。

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    バスルーム

    バスルームは、洗面台、シャワーエリア、浴槽、トイレがあるが、ここもかなり広い。

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    洗面台は、ラグジュアリーな仕様で、

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    充実したアメニティ。ボディソープは、ロクシタン。マウスウォッシュもあったのは嬉しいが、マウスウォッシュのブランドはもう少し爽やかなものに変えて欲しい。

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    その他アメニティは、歯ブラシ、ひげ剃り、くし、ソーイングキット、髪留め

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    ブラシ、シャワーキャップ、コットンなど。

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    ハンドソープもロクシタン。

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    左には小さなベンチが。中は空洞になっていて、おそらくここに使用後のタオルなどを入れる。

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    レプロナイザー製のドライヤー。

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    アナログな体重計。デジタルでも良い気がするがインテリアに合わないとのことなのだろうか。

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    なんとここにもテレビが。

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    テレビ陽のリモコンも。音は、スピーカーが天上に付いていて、バスルームに入っていても聞こえる。

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    トイレはウォシュレット。緊急時用の電話も付いている。

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    バスルームはかなり広い!左がシャワースペース、右が浴槽。

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    このバスルームからの景色も圧巻。

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    ここにもロクシタンのバスソープ。

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    ボディスポンジ、

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    バスソルト、

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    そして、なんと枕まで!

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    シャワーコーナー横には、腰掛けるベンチのようなデザインになっていて、その上にロクシタンのアメニティセット。

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    都内の一等地でここまでラグジュアリーな空間は早々ない気がする。ここが東京駅すぐ横とは思えない。

     

    ミニバー

    ミニバーは、テレビの下にあり、台の上には煎茶セット。

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    右下のキャビネットには、

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    上段には、世界的に人気なコレクション(東京の物にして欲しい)。

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    中段には、シャンパングラス、トールグラス、コースターなど。

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    下段には、ポット、カップ、お茶、コーヒーカプセルなど。

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    ミニバーに置いてあるものの価格表。

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    左側の棚を開けると、冷蔵庫になっていて、豊富な品揃えになっていた。

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    こちらは、日本の有機オレンジじゅうすを始めとするノンアルコール類、ビール、ペリエ、コカコーラ、ポカリスエット、お茶など。

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    シャンパンもある。

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    ちょっとした甘いものセレクションも。

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    台の上には、ネスプレッソマシーンが。十分すぎる内容だ。

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    仕事の環境

    インターネットの速度

    マンダリンオリエンタルでは、回線速度が遅く仕事にならないと書いたが、シャングリ・ラ東京も同様に遅いのではないかと思っていたら、こちらはなかなか速かった。これなら仕事部屋としても十分に使える。

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    デスク周り

    デスクも申し分ない程広く、また電源コード周りもきれいに整頓、かつ充実していた。革製の椅子も座り心地が良く、もはや気分は社長室。

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    椅子に座った右側には電源ケーブル類が。

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    HDMIを繋げて、テレビと繋げられたり(これテレビと結構距離があるのに便利)、有線LANケーブル(これは要らない)、USBのポートが2つ、AC100Vの指し口が2つ、

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    小袋の中には、なんとHDMIケーブルと有線LANケーブルが用意されていた。

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    テーブルの上に置いてあった案内には、周辺のお勧めスポット。

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    ランニングマップ(皇居)の案内が。

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    おまけ

    ジムに行って部屋に戻るとAmazonで注文していた荷物が部屋のクローゼットの中に閉まってあった。宿泊客が気づくようにとクローゼットはわずかに開いていた。電話でも伝言で初めて気づいたが、そのきめ細やかな対応には感銘せざるを得なかった。

    Shangri-La Tokyo

     

    レストラン

    シャングリ・ラ東京内のレストランは、全部で4つ。

     

    基本情報

    ホテルを比較した際に、特に違いが出やすい空間、機能、施設、サービスなどを比較。各カテゴリーに対応している場合は「⭕」が、対応していない場合は「❌」が付いている。定性的なかつ主観が入るようなものは、筆者の独断。判断基準の1つとなっているのは、この記事で

    空間演出

    エンターテイメント

    お風呂

    寝室

    滞在時間

    仕事関連

    その他の施設・サービス

     

    ホテルの場所・アクセス

    最寄り駅は、東京駅。日本橋口を出たら、右手がもうシャングリ・ラ東京の入り口だ。

    この立地の良さからタクシーを利用することは考えづらいが念の為。タクシーを利用する場合は、配車アプリ『GO TAXI』が便利でお得。アプリをダウンロード後にクーポンコード『mf-pjah3t』を入れてもらえれば、今なら5,000円のクーポンが付与される。キャンペーンが終わっても2,000円のクーポンが付与されるのでぜひ。

     

    予約方法

    このレベルのホテルになれば、予約はどの旅行代理店からもできるが、とにかく価格を抑えたい方は、Booking.comAgodaなどが良いだろう。色んなサービスが複合されたパッケージを予約したい場合は、一休 が良いことが多い。

    シャングリ・ラ東京の公式サイトからも予約できるが、だいたい旅行代理店サイトを経由した方が安いことが殆どだ。

    今回の宿泊に関して

    料金

    今回の宿泊プランは、『36時間ステイ』と呼ばれるもので、朝の7時からチェックインができ、チェックアウトは翌日の21時。通常のホテルが15時チェックイン、翌日12時チェックアウトなので、滞在時間は21時間。36時間ステイは、それよりも15時間も長く滞在できることになる。実に1泊料金でほぼ2日間滞在できることを考えると、週末にステイケーションするには絶好なプランだ。もちろん、部屋の中だけでなくプール、ジム、温浴施設など使い放題。プールからは富士山も綺麗に見える。この詳細は こちら

    筆者は、一休経由で予約。新春タイムセール開催中に、デラックスキングの部屋・食事なし2名33,650円で予約したが、今シャングリ・ラ東京のオフィシャルサイトを見たら、更に安く泊まれることが判明…。日によって料金は違うと思うので、ぜひ両方チェックしてから予約しよう。

     

    感想

    ここ最近宿泊したホテルの中で、一番良かったと言わざるを得ない。ほぼ2日間過し、約3万4千円ということは、一泊あたり1万6千円で、この部屋の広さ、景色、サービス、施設が含まれている。恐らくこれ以上に満足度の高いプランは早々出てこない気がする。

    そして何よりも満足度を上げてくれたのは、必要なものを必要な場所に配置していてくれていたことだろう。水はのどが渇いて飲みたいと思うベッドの横(寝る前)と洗面台に(お風呂上がり)、体を洗うボディスポンジは浴室の中に(普通はアメニティセットのところ)、上げたら数え切れないほどの繊細なサービスを体験した。ホテル側が収納しやすい場所とかではない、真の顧客の客室内での行動を把握した設計に終始驚いてばかりだった。

    シャングリ・ラ東京あっぱれ!筆者は、また充電が必要なときに泊まる予定だ。

     

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    この記事に使用している写真は、一部一休のサイトを参考にしています。