『三井ガーデンホテル系列』の『セレスティン』ブランドがついているのは、京都祇園、芝公園、銀座しかない。以前に京都祇園に泊まった際には、あまり印象が良くなかったが、今回は『ホテル・ザ・セレスティン銀座』にリベンジ宿泊をしてみた。結果は、今まで宿泊したことのある三井ガーデンホテル系列の中で圧倒的No.1。特に洗練されたサービスが特徴的で、どのスタッフさんも最高に良かった。こういう部分はなかなか写真では伝わらないため、体験談も交えて紹介したい。
宿の紹介
『ホテル・ザ・セレスティン銀座』は、2017年に東京銀座に開業したホテルで、日本を代表する商業地・銀座のメインストリートの1つである外堀通りに面している。セレスティンブランドの中では、『ホテル・ザ・セレスティン京都祇園』に続いて2つ目のホテルで、「華麗なる静謐」をコンセプトとしている。
シンプ ルなデザインの中にも光と影を演出し、上質で落ち着いた空間に仕上げました。また、客室は天井高(窓側)約3.1mの空 間と、柱、梁が出ないフルハイトサッシにより窓が高くなるため、採光と眺望をお楽しみいただけます。
エントランス
銀座という賑やかな街からにも関わらず、エントランスを潜るとそこにはラグジュアリーかつ静寂空間が広がり、一瞬で一息つく場所へと導いてくれる。



ホテル館内に入ると左手がホテルのフロント。銀座という立地からなのか、フロントはさほど広くない。

ロビー
フロントとは反対側の右側へ進むと、コンシェルジュのコーナーや、ロビーがある。こちらもそこまで広さはない。


お部屋
今回は『スーペリアクイーン 23.5㎡/ベッド幅164cm』を紹介する。
部屋に入ってすぐ驚いたのは天上の高さ。3.1mもある。

部屋に入ったすぐ左手がクローゼット。アイロン台、貸し傘、スリッパ、防犯用の非常灯などがある。

非常灯。

スリッパ。

貸し傘。靴べら、靴磨き用のクロス。

ランドリーサービス。

アイロン。

その隣のクローゼットは、このような感じ。違うタイプのハンガー、ブラシ、ランドリーサービス、セーフティボックス。

引出しを開くと、ルームウェアとバスローブが入っていた。

ルームウェアの下にバスローブ。

セーフティボックス。

部屋に進むと、ラグジュアリー空間が広がっていた。ベッドの前にはソファがあり、テレビを見るときはここに座るのも良し、ベッドに横になりながら見るのも良し。

ベッド横には、USBケーブル、コンセントの指し口。

サイドテーブルには、照明や空調のコントロールをできるタブレット。アラームを設定したり、清掃が不要な場合は、ここから指定できる。

バスルーム
洗面台、トイレ、浴室は同じ空間に。ガラス張りの浴室が開放感があり、空間が広く感じる。

アメニティ類も豪華。ブルガリのアメニティだけでなく、セレスティンブランドの包装がされたアメニティ類が揃っている。

ブルガリのアメニティ。

ドライヤーはパナソニック製。

バスルームも広い。浴槽だけでなく、シャワーがエリアもしっかり広さがあり、かつガラス張りの作りなので圧迫感がなく快適。

トイレはウォシュレット付き。

ミニバー
ミニバーは、台の上にミネラルウォーター2本とセレスティンブランドのコーヒー。

冷蔵庫の中には、ビール、生茶、コーラ。

それぞれの価格は、この価格表に。

ワイン、ウィスキー、スナック菓子、なども有料サービスとしてあり。紅茶と煎茶は無料。

ワイングラス、ロックグラス、コルク開け、栓抜きなど。

ティーカップ、湯呑、アイスキューブ入れ、電気ポットなど。

仕事の環境
インターネットの速度
インターネットの回線速度は、速かった。ただし、数分おきに数秒間途切れるため、これはかなりストレスになった。リモート会議などをしていると遮断されるレベル。これは改善をお願いしたい。

デスク周り
デスク周りは重要な広さがあり、機能的。

ミラーは開くと化粧台に早変わり。

引き出しの中には、館内の案内、ケーブル各種。


有線LAN、HDML、USBとコンセントの指し口。

違う引き出しには、テレビのリモコンとノートパッド、小物入れ。

電話もあり、フロントは必ず2回以内に電話に出て対応してくれた。

基本情報
ホテルを比較した際に、特に違いが出やすい空間、機能、施設、サービスなどを比較。各カテゴリーに対応している場合は「⭕」が、対応していない場合は「❌」が付いている。筆者の独断。判断基準の1つとなっているのは、この記事で。
空間演出
- ⭕ 間接照明
- ❌ 観葉植物
- ⭕ 天上の高さ
- ❌ 部屋からの景色
エンターテイメント
- ❌ YouTube対応テレビ
- ❌ ミラーリング機能
- ❌ スピーカー
- ❌ レコード
- ❌ ミニバーのセレクション
お風呂
- ⭕ 浴槽・大浴場・サウナ
- ⭕ シャワーの水圧
- ⭕ ウォシュレット付き
- ⭕ 体重計
- ⭕ 豪華なアメニティ
- ❌ マウスウォッシュ
寝室
- ⭕ 高級マットレス
- ⭕ スーツケースを開く台
滞在時間
- ⭕ 15時前のチェックイン
- ⭕ 12時以降のチェックアウト
仕事関連
- ⭕ 外部モニター(テレビ)
- ❌ 可動式デスク
- ⭕ WiFiの速度
- ❌ レターセット
- ⭕ ケーブルの貸し出し
- ❌ USB-Cのポート
その他の施設・サービス
- ⭕ 荷物の受取り・部屋へデリバリー
- ⭕ ランドリーサービス〈有料〉
- ❌ ジム
- ❌ プール
- ⭕ スパ・マッサージ
- ❌ 美容院
- ⭕ 傘の貸し出し
- ⭕ 荷物の長期保管
ホテルの場所・アクセス
最寄り駅は、新橋駅か銀座駅。地下鉄・JRの新橋駅なら徒歩3分、地下鉄の銀座駅からも徒歩3分ほど。
タクシーを利用する場合は、配車アプリ『GO TAXI』が便利でお得。アプリをダウンロード後にクーポンコード『mf-pjah3t』を入れてもらえれば、今なら5,000円のクーポンが付与される。キャンペーンが終わっても2,000円のクーポンが付与されるのでぜひ。
予約方法
三井ガーデンホテルの会員の方は、三井ガーデンホテルの公式アプリからの予約がお得なことが多い。会員でない場合は、Booking.com、Agodaなどが良いだろう。色んなサービスが複合されたパッケージを予約したい場合は、一休 が良いことが多い。
今回の宿泊に関して
料金
今回の宿泊プランは、公式アプリから【連泊割】STAY HOTELプラン〈3連泊〜、素泊まり〉を予約。
一泊あたりの平均は約11,000円。これはかなり安く感じた。
感想
写真からもラグジュアリーな空間や喧騒を忘れさせてくれる静寂な設計になっていることは見て取れると思うが、このホテルの本当の良さはサービスにあった。
まずは、ホテルのフロントスタッフがかなりきめ細やかでかつ柔軟な対応をしてくれた。雨が降っている際には、ホテルの外まで一緒に来てくれてタクシーを拾ってくれたり、長期で荷物を保管してくれたり、ランドリーサービスも柔軟な対応をしてくれたり、荷物は事前に部屋に入れてくれていたり、アーリーチェックインをさせてくれたり、など。
また、清掃スタッフも良かった。一般的なホテルに見られる、部屋に滞在中に清掃スタッフが部屋にノックしてきて、清掃時間を聞いてくるということもなく、筆者の行動パターンを正確に把握して、少しの外出期間に掃除を終わらせるなど、プロ意識が高いと感じた。
このホテルならビジネスの場において、利用するのに適していると思った。例えば、自分のお客様に泊まっていただく際など、サービスで嫌な思いをさせることはまずないだろう。プライベートでも、地方に住んでいる方が、銀座の一等地、かつそこまで高くないホテルに泊まり際に最適だ。
これまで半年間、ホテル生活をしてきたが、価格とサービスを考えると、今の所圧倒的No.1でお気に入りのホテルになった。自信をもってオススメする。
他のホテル宿泊記
この記事に使用している写真は、一部一休のサイトを参考にしています。
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