宿の紹介
Onomichi U2を運営しているのは、尾道を拠点とするTLB株式会社。Onomichi U2 以外にも、LOG、せとうち 湊のやど などを運営する。
エントランス
JR尾道駅から徒歩5分ほどの場所にあるONOMICHI U2の外観は、倉庫そのもの。リノベーションする前と外観は殆ど変わっていないようだ。

オシャレなテラス席が並び、春・夏・秋にはここで日光を程よく浴びながらランチなどをするのに良さそうだ。


倉庫内は、広さ約2,000平方メートルの敷地があり、ホテルや飲食店、台湾の最王手自転車メーカーGIANT(ジャイアント)のショップが並ぶ。天井が高く、開放的な空間が広がっている。

奥には、瀬戸内の新鮮な食材を使ったレストラン(The Restaurant)や、地元生産者とのコラボレーション商品を販売するベーカリー、瀬戸内ライフスタイルショップなども併設。

ロビー
レストラン、店舗エリアを抜けると、白いオブジェがあり、これを過ぎるとホテルのフロント。

『HOTEL CYCLE』のフロント。

ホテルは、2階建てでエレベーターはないので、階段で移動。自転車を持っている人は担いで持っていかないといけない。

部屋に向かうまでの共用スペースで、自転車好きにはたまらないコンテンツが溢れている。まずは、スピニングバイク。オンラインで色んな選手と対戦することできる。

サイクリングに関する雑誌、本、パンフレットなどもあちこちに置いてある。

建築系の本も多く置いてある。

ソファ席エリアなどもあり、ここで本を楽しむこともできる。もちろんドリンク等を持ってくることもOK。


レンタルバイクが飾ってあるコーナーも。色んな種類のクロスバイクとロードバイクがある。

サイクリングで汗をかいたあとは、ウェアをそのままコインランドリーで洗うこともできる。

無料のコーヒー、紅茶、製氷機コーナー。

お部屋
部屋は、正方形のような形で、中に入ると右側にベッド、奥にテーブル、左側に浴室となっている。間接照明で立体演出をしていて、かなりスタイリッシュな内装。

一方で、天上は高くなく、少し圧迫感がある。また、エアコンの臭いが気になった。

部屋の壁には、自転車を引っ掛ける場所もある。

奥は、棚が壁から壁まで繋がっていて、その下には色んなミニバーなどのコーナーが、スピーカーやライト、テレビ、仕事スペースなどがある。

テレビは、Ameba、Netflix、hulu、Youtube、Amazon prime 等に対応。

電話、小物入れ、メモ帳。

ランプとスピーカー。


ランドリーサービス。

鏡。

ホテルの案内。

セーフティボックス。

クローゼット

スーツケースを置くための台。

靴磨き。

スリッパ。

バスルーム
バスルームは、洗面台、シャワーエリア、浴槽、トイレがあり、この空間もスタイリッシュにデザインにされている。

シャワーエリア。シャワーの臭いは酷く気になった。水の浄化が綺麗にされていないのか、ここまで酷いと再訪したいとはならない。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。これはボトル一杯に詰めて欲しい。ボトルも汚れていて清潔感がなく感じる。

ウォシュレット付きのトイレ。

パナソニック製のヘアドライヤー。

アメニティ各種。

ボディタオル。

浴槽。

これがかなり広い!

普通のホテルにはないデザインのルームウェア。


ミニバー
まず、Onomichi U2 オリジナルブレンドの紅茶、お水2本、マグカップ、グラス、電気ポット。

OU2 Blend Tea

ONOMICHI U2 のブレンドコーヒー。

冷蔵庫。

仕事の環境
インターネットの速度
WiFiのスピードはそこそこ広い。

デスク周り
デスクは、部屋の真ん中にある円卓テーブル。少し低いので、仕事には向いていないが、少しの間作業をする程度であれば問題ない。

夕飯
宿泊したタイミングは、蔓延防止措置が出ているときで、ONOMICHI U2 内のレストランや売店などが早く閉まってしまうということで、尾道の「保広」の鮨がサービスで付いていた。


基本情報
ホテルを比較した際に、特に違いが出やすい空間、機能、施設、サービスなどを比較。各カテゴリーに対応している場合は「⭕」が、対応していない場合は「❌」が付いている。定性的なかつ主観が入るようなものは、筆者の独断。判断基準の1つとなっているのは、この記事で。
空間演出
エンターテイメント
- ⭕ 間接照明
- ❌ 観葉植物
- ❌ 天上の高さ
- ❌ 部屋からの景色
- ⭕ YouTube対応テレビ
- ❌ ミラーリング機能
- ❌ スピーカー
- ❌ レコード
- ❌ ミニバーのセレクション
お風呂
- ⭕ 浴槽・大浴場・サウナ
- ❌ シャワーの水圧
- ⭕ ウォシュレット付き
- ❌ 体重計
- ❌ 豪華なアメニティ
- ❌ マウスウォッシュ
寝室
- ❌ 高級マットレス
- ⭕ スーツケースを開く台
滞在時間
- ⭕ 15時前のチェックイン
- ❌ 12時以降のチェックアウト
仕事関連
- ❌ 外部モニター
- ❌ 可動式デスク
- ⭕ WiFiの速度
- ❌ レターセット
- ❌ ケーブルの貸し出し
- ❌ USB-Cのポート
その他の施設・サービス
- ❌ 荷物の受取り・部屋へデリバリー
- ❌ ランドリーサービス〈有料〉
- ❌ ジム
- ❌ プール
- ❌ スパ・マッサージ
- ❌ 美容院
- ❌ 傘の貸し出し
- ❌ 荷物の長期保管
ホテルの場所・アクセス
最寄り駅の尾道駅からは徒歩5分。
タクシーを利用する場合は、配車アプリ『GO TAXI』が便利でお得。アプリをダウンロード後にクーポンコード『mf-pjah3t』を入れてもらえれば、今なら5,000円のクーポンが付与される。キャンペーンが終わっても2,000円のクーポンが付与されるのでぜひ。
予約方法
予約は、Booking.com、Agodaなどが良いだろう。色んなサービスが複合されたパッケージを予約したい場合は、一休 が良いことが多い。
今回の宿泊に関して
料金
今回は、一休のプラン『【事前決済限定】返金不可でお得にステイ!ポイント7倍!/朝食付き 』を予約し、約1万3千円。ただ世の中は、蔓延防止措置真っ只中で、お酒の提供やレストランの営業は全くなかった。
感想
2004年に開業以来ずっと気になっていたホテルにやっと泊まれた。設計とデザインは、本社を広島に置くSUPPOSE DESIGN OFFICE。長野県は松本市にある自遊人が手掛ける松本十帖の松本本箱の設計デザインも行っている。無機質なコンクリート打ちっぱなしに、木のぬくもりをところどころに散りばめたそのデザインは、非常に居心地の良い空間を演出している。
一方で、配管か浄化設備なのかは分からないが、水の臭いが気になってしまい、お風呂場ではあまり快適には過ごせなかった。また、就寝中も、エアコンの臭いが気になり、何度か起きてしまった。
筆者が繊細になり過ぎている可能性はあるが、デザインが良いだけに非常にもったいなく感じた。改善をするべきだろう。
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他のホテル宿泊記
この記事に使用している写真は、一部一休のサイトを参考にしています。
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