『フレイザースイート赤坂東京』は、赤坂駅・赤坂見附駅・青山一丁目駅の何れからも徒歩圏内の場所に位置し、都内のどこへ行くのにもアクセス抜群。部屋のタイプによってはキッチンや洗濯機が付いていて、ホテルではなくサービスアパートメント。ゴルフシミュレーターがあったりと少しユニークだ。今回は、その一風変わった、でも居心地の良かった『フレイザースイート赤坂東京』の詳細をお届けする。
宿の紹介
エントランス
このビル丸ごと『フレイザースイート赤坂東京』。部屋数は全部で224室。東京では最大級の規模。

エントランスは高級感が漂っているが、所謂ラグジュアリーホテルのようにドアマンは立っていない。

中へ入ると、高い天上と広々としたスペースが目の前に広がる。

左側がフロント。

ロビー
右側は、少しくつろいだり仕事をしたりするスペースがある。

カウンター席には、テーブルの下にコンセントもあり、充電にも困らない。

誰かを待つ間など、読書をしたりするのに最適な一人がけソファも。

お部屋
フレイザースイート赤坂東京のサービスアパートメントは、数々の受賞歴を誇るハーシュ・ベドナー・アソシエイツ(Hirsch Bedner Associates)が手がけた魅力的なデザイン。和の伝統とモダンな建築スタイルが融合した様子が部屋のデザインから見て取れる。
日本のデザイン精神である「品」と「粋」、伝統と現代の美学の調和を体現。家具付きのデラックスルーム、スタジオ、1ベッドルームのサービスアパートメントはそれぞれ出窓のあるエレガントなデザインで、レインシャワー、スマートワークデスク、Wi-Fi、総合ホームエンターテイメントシステムなどの充実したアメニティを取り揃えている。部屋の種類は全部で次の9種類。
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デラックス 32㎡
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スタジオ エグゼクティブキング 32㎡ (←今回宿泊した宿)
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スタジオ エグゼクティブツイン 32−35㎡
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スタジオ プレミアキング 32−35㎡
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スタジオ プレミアツイン 32−35㎡
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1ベッドルームプレミアスイート 60㎡
今回宿泊した『スタジオエグゼクティブキング』は、キッチン付きの部屋。部屋に入ると、右にクローゼット、その奥にキッチン、左はバスルーム、一番奥がベッドルームとなっている。

クローゼットを開けると、パナソニック製の最新洗濯機。滞在中に何度か仕様したが、今まで使った洗濯機の中でダントツでこれが一番良かった。

色んなコースが用意されているので、その中から選択するだけ。乾燥の仕上がりも悪くない。

洗剤も予め用意されているので、買う必要はない。

洗濯機もあるが、ランドリーサービスもある。

クローゼットも広々。

肌触りの良いルームウェア。

ファブリックスプレーとアイロン台

スリッパ

アイロン

スーツを置く台。

ランドリーを入れる袋(?)

仕様後のタオルとかを入れるバケツ(?)

キッチン
キッチンも広々、かつとても綺麗。

換気口。

お鍋

フライパン

鍋敷きと布のクロス

オーブンも

ドイツのMiele(ミーレ)製オーブン。

カトラリーも一式揃っている。足りないものは何もない。

ネスプレッソマシンもある。

コーヒーカプセルも。もちろんティーバッグもある。

お水は2本。ただ追加でもらえる。

ポット。

冷蔵庫は、小さいタイプ。

正面からキッチン周り全体を撮影したもの。上段には、食器が入っている。

3種類のお皿とまな板。

ティーカップ。

コーヒーカップ。

ワイングラス。

包丁と果物ナイフ。

ゴミ箱。

バスルーム
バスルームは、洗面台、シャワーエリア&浴槽、トイレがあるが、ここもかなり綺麗。

ハンドソープは、マリン アンド ゴッツの固定タイプ。

ボディクリームも、マリン アンド ゴッツ。

その他アメニティは、歯ブラシ、ひげ剃り、くし、シャワーキャップ、コットンパッド、サニタリーバッグ。

ドライヤー。

電話の子機が。バスルームに居ながら色々と注文できたりする。

体重計。

ウォシュレット付きトイレ。

お風呂場は広めの浴槽と、2種類のシャワーヘッド。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープもマリン アンド ゴッツ。

シャワーその1。

シャワーその2。

部屋
メインの部屋もかなり広く、快適な空間だった。手前にキングサイズのベッド、奥に寝転がれる程広いソファ。


ベッドボードの右側には、照明をコントロールできるパネルが。USBとコンセントの指し口もあった。

空気清浄機も完備。

テレビはパナソニック製。

スピーカーはBOSE製。

リモコンも付いていてこれで操作。BluetoothでiPhoneに繋げれば音楽もここから流せる。最高だった。

テレビ側から撮影。

ベッドの左側には、フロントに綱がる電話機、

左のヘッドボードには、右のヘッドボートと同じ仕様の照明をコントロールパネルが。

アルコールを配合したハンドジェル。アルコール消毒で手が荒れているのでこういうのがあるのは嬉しい。

ノートパッド。

アナログ時計。

セーフティボックス。

取扱説明書。

仕事の環境
インターネットの速度
回線速度はそこまで速くなかった。サービスアパートメントなら部屋に滞在する時間が長くなることを想定した作りになっているはずで、それならWiFiの速度はもう少し必要だ。

デスク周り
仕事用のデスクはなかったが、丸テーブルがあり、ここが仕事をするスペースになる。

ソファーの下にはコンセントがあり、パソコンの充電をしながら仕事もできる。スタバのソファー席に似てると思ったが、スタバ同様に椅子と机の高さが仕事をするには合っていないので、長時間には向かないと思う。

窓から外の景色を見たら夕日が沈む様子が見えた。

朝食
朝食は、1階にあるレストラン『MOSS』で。

結構広く、綺麗だった。ランチとディナーもやっているようで、今度使ってみようと思う。

朝食は、チェックイン時に選ぶ。しっかりの洋食、和食、もしくはライトな洋食(トーストと少々らしい)。この写真はしっかりの洋食プラン。朝食でここまでしっかり作ってくれるのは嬉しかった。サービスアパートメントの朝食といえば、簡易バイキングというところが多く、今までは正直あまり好きではなかったが、ここは違った。かなり満足。美味しかった!






ジム
2階にジム、ゴルフシミュレーター、リトリートルームがある。

部屋数からすると少し小さい気もするが、筆者が滞在中は誰も使っていなかった。

ゴルフシミュレーター
今までゴルフシミュレーターが付いているサービスアパートメントは泊まったことがなかったので少し驚いたが、これはなかなか良いと思った。自分が泊まっているときにビジネスパートナーを呼んで一緒に汗を流しても良いし、使い方は無限だ。

部屋の中も結構広く、快適だった。

ゴルフシミュレーターに詳しいわけではないが、かなり本格的なのではないだろうか。

横にあるパソコンを使って操作する。

基本情報
ホテルを比較した際に、特に違いが出やすい空間、機能、施設、サービスなどを比較。各カテゴリーに対応している場合は「⭕」が、対応していない場合は「❌」が付いている。定性的なかつ主観が入るようなものは、筆者の独断。判断基準の1つとなっているのは、この記事で。
空間演出
- ❌ 間接照明
- ❌ 観葉植物
- ❌ 天上の高さ
- ⭕ 部屋からの景色
エンターテイメント
- ❌ YouTube対応テレビ
- ⭕ ミラーリング機能
- ⭕ スピーカー
- ❌ レコード
- ❌ ミニバーのセレクション
お風呂
- ⭕ 浴槽・大浴場・サウナ
- ⭕ シャワーの水圧
- ⭕ ウォシュレット付き
- ⭕ 体重計
- ⭕ 豪華なアメニティ
- ❌ マウスウォッシュ
寝室
- ⭕ 高級マットレス
- ⭕ スーツケースを開く台
滞在時間
- ⭕ 15時前のチェックイン
- ❌ 12時以降のチェックアウト
仕事関連
- ❌ 外部モニター
- ❌ 可動式デスク
- ⭕ WiFiの速度
- ❌ レターセット
- ⭕ ケーブルの貸し出し
- ❌ USB-Cのポート
その他の施設・サービス
- ⭕ 荷物の受取り・部屋へデリバリー
- ⭕ ランドリーサービス〈有料〉
- ⭕ ジム
- ❌ プール
- ⭕ スパ・マッサージ
- ❌ 美容院
- ⭕ 傘の貸し出し
- ⭕ 荷物の長期保管
ホテルの場所・アクセス
最寄り駅は、赤坂駅。赤坂見附駅、青山一丁目駅も徒歩圏内。
タクシーを利用する場合は、配車アプリ『GO TAXI』が便利でお得。アプリをダウンロード後にクーポンコード『mf-pjah3t』を入れてもらえれば、今なら5,000円のクーポンが付与される。キャンペーンが終わっても2,000円のクーポンが付与されるのでぜひ。
予約方法
このレベルのホテルになれば、予約はどの旅行代理店からもできるが、とにかく価格を抑えたい方は、Booking.com、Agoda が良いだろう。色んなサービスが複合されたパッケージを予約したい場合は、一休 が良いことが多い。
今回の宿泊に関して
料金
筆者は、一休経由で予約。デラックスキングの部屋・朝食付き1名で18,797円だった。
感想
これまであまり良い印象がなかったサービスアパートメントだったが、『フレイザースイート赤坂東京』はそれを覆してくれた。どのサービスアパートメントなら備わっている洗濯機やキッチンも最新のものが揃えされており、かつ部屋の中もホテル並みに綺麗だった。朝食会場だったレストラン「MOSS」も美味しく、ランチやディナーでも訪れてみたい。ゴルフシミュレーターは息抜きにちょうど良いし、人を呼べるからビジネスにおいても良いコミュニケーションツールになり得る。シャングリ・ラ東京のように36時間ステイなどのプランがあればさらに使い勝手が良くなるだろう。
他のホテル宿泊記
この記事に使用している写真は、一部一休のサイトを参考にしています。
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